明日のとあるお葬式。
ご親族様の数=0です。
つまり、親族様がいらっしゃらない全く身寄りの無い方です。お子様もご兄弟様もなし、甥子さん姪っ子さんもなし。
しかし、本当にどこにも居ないという事はどちらかというと考えにくいですよね。
そうは言ってもご親戚のひとりくらいはどこかにいらっしゃるでしょう。いらっしゃるけれども恐らく何らかの理由でこういう事になってしまってるんじゃないですかね。
真実は分かりませんが、人生の最後にこういう状況(たったひとり)を故人様ご本人がどう思っておられるのかなぁと思ってしまいます。もちろんこれが「自分にとって最高のエンディングだ!!」と思っておられるのかもしれません。その方の価値観と私の価値観は違いますからね。
ただ、どんな人生だったのだろうかと思いをめぐらせながら、ご遺体と向き合いひとりでご納棺を務めさせていただきました。
明日のお葬式にお集まりになられるのは、最後に身を寄せていらっしゃった施設の職員さま数名となりましょう。こういう状況の方も今後増えてくるんでしょうかね。
せめて、明日は私たちで心を込めて最後のお送りをさせていただきます。
合掌。
山下